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Oracle TimesTen In-Memory Database Java開発者およびリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25766-01
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DDLイベント・データの書式

多くのデータ定義言語(DDL)操作は、XLAイベント・ハンドラで監視可能なXLA更新を生成します。この項では、次の操作を行うために生成されるMapMessageオブジェクトの内容について説明します。

CREATE_TABLE

__TYPE=1(XlaConstants.CREATE_TABLE)が指定されているメッセージは、表が作成されていることを示します。表8.3に、CREATE_TABLE操作に対して生成されるMapMessageに含まれている名前/値ペアを示します。

表8.3 更新メッセージで提供される表データの作成
名前
OWNER
作成された表の所有者の文字列値。
NAME
作成された表の名前の文字列値。
PK_COLUMNS
この表の主キー内の列の名前を含む文字列値。表に主キーがない場合、PK_COLUMNS値は指定されません。
書式: <col1name>[;<col2name>
[;<col3name>[;...]]]
COLUMNS
表内の列の名前を含む文字列値。
書式: <col1name>[;<col2name>
[;<col3name>[;...]]]
注意: 表内の列ごとに、列について説明する追加の名前/値ペアがMapMessageに含まれています。
_column_name_TYPE
この列のデータ型を表す整数値。java.sql.typesに基づいています。
_column_name_PRECISION
この列の精度を含む整数値(NUMERIC/DECIMAL)。
_column_name_SCALE
この列のスケールを含む整数値(NUMERIC/DECIMAL)。
_column_name_SIZE
この列の最大サイズを示す整数値(CHAR/VARCHAR/BINARY/VARBINARY)。
_column_name_NULLABLE
この列でNULL値が許可されているかどうかを示すブール値。
_column_name_OUTOFLINE
この列がタプルのインラインまたはアウトラインのいずれに保存されるかを示すブール値。
_column_name_INPRIMARYKEY
この列が表の主キーの一部であるかどうかを示すブール値。

DROP_TABLE

__TYPE=2(XlaConstants.DROP_TABLE)が指定されているメッセージは、表が削除されていることを示します。表8.4に、DROP_TABLE操作に対して生成されるMapMessageに含まれている名前/値ペアを示します。

表8.4 更新メッセージで提供される表データの削除
名前
OWNER
順序の所有者の文字列値。
NAME
削除された順序の名前の文字列値。

CREATE_INDEX

__TYPE=3(XlaConstants.CREATE_INDEX)が指定されているメッセージは、索引が作成されていることを示します。表8.5に、CREATE_INDEX操作に対して生成されるMapMessageに含まれている名前/値ペアを示します。

表8.5 更新メッセージで提供される索引データの作成
名前
TBLOWNER
索引が作成された表の所有者の文字列値。
TBLNAME
索引が作成された表の名前の文字列値。
IXNAME
作成された索引の名前の文字列値。
INDEX_TYPE

索引タイプを表す文字列値。Pは主キー、Fは外部キー、Rは標準。

INDEX_METHOD

索引メソッドを表す文字列値。Hはハッシュ、TはTツリー。

UNIQUE

索引がUNIQUEであるかどうかを示すブール値。

HASH_PAGES

ハッシュ索引内のPAGESの数を表す整数値(Tツリー索引には指定されません)。

COLUMNS

索引内の列について説明する文字列値。

書式: <col1name>[;<col2name>
[;<col3name>[;...]]]

DROP_INDEX

__TYPE=4(XlaConstants.DROP_INDEX)が指定されているメッセージは、索引が削除されていることを示します。表8.6に、DROP_INDEX操作に対して生成されるMapMessageに含まれている名前/値ペアを示します。

表8.6 更新メッセージで提供される索引データの削除
名前
OWNER
索引が削除された表の所有者の文字列値。
TABLE_NAME
索引が削除された表の名前の文字列値。
INDEX_NAME
削除された索引の名前の文字列値。

ADD_COLUMNS

__TYPE=5(XlaConstants.ADD_COLUMNS)が指定されているメッセージは、表に新規列が追加されていることを示します。表8.7に、ADD_COLUMNS操作に対して生成されるMapMessageに含まれている名前/値ペアを示します。

表8.7 更新メッセージで提供される列データの追加
名前
OWNER
変更された表の所有者の文字列値。
NAME
変更された表の名前の文字列値。
PK_COLUMNS
この表の主キー内の列の名前を含む文字列値。表に主キーがない場合、PK_COLUMNS値は指定されません。
書式: <col1name>[;<col2name>
[;<col3name>[;...]]]
COLUMNS
表に追加された列の名前を含む文字列値。
書式: <col1name>[;<col2name>
[;<col3name>[;...]]]
注意: 追加された列ごとに、列について説明する追加の名前/値ペアがMapMessageに含まれています。
_column_name_TYPE
この列のデータ型を表す整数値。java.sql.typesに基づいています。
_column_name_PRECISION
この列の精度を含む整数値(NUMERIC/DECIMAL)。
_column_name_SCALE
この列のスケールを含む整数値(NUMERIC/DECIMAL)。
_column_name_SIZE
この列の最大サイズを示す整数値(CHAR/VARCHAR/BINARY/VARBINARY)。
_column_name_NULLABLE
この列でNULL値が許可されているかどうかを示すブール値。
_column_name_OUTOFLINE
この列がタプルのインラインまたはアウトラインのいずれに保存されるかを示すブール値。
_column_name_INPRIMARYKEY
この列が表の主キーの一部であるかどうかを示すブール値。

DROP_COLUMNS

__TYPE=6(XlaConstants.DROP_COLUMNS)が指定されているメッセージは、表から既存の列が削除されたことを示します。表8.8に、DROP_COLUMNS操作に対して生成されるMapMessageに含まれている名前/値ペアを示します。

表8.8 更新メッセージで提供される列データの削除
名前
OWNER
変更された表の所有者の文字列値。
NAME
変更された表の名前の文字列値。
COLUMNS
表から削除された列の名前を含む文字列値。
書式: <col1name>[;<col2name>
[;<col3name>[;...]]]
注意: 削除された列ごとに、列について説明する追加の名前/値ペアがMapMessageに含まれています。
_column_name_TYPE
この列のデータ型を表す整数値。java.sql.typesに基づいています。
_column_name_PRECISION
この列の精度を含む整数値(NUMERIC/DECIMAL)。
_column_name_SCALE
この列のスケールを含む整数値(NUMERIC/DECIMAL)。
_column_name_SIZE
この列の最大サイズを示す整数値(CHAR/VARCHAR/BINARY/VARBINARY)。
_column_name_NULLABLE
この列でNULL値が許可されているかどうかを示すブール値。
_column_name_OUTOFLINE
この列がタプルのインラインまたはアウトラインのいずれに保存されるかを示すブール値。
_column_name_INPRIMARYKEY
この列が表の主キーの一部であるかどうかを示すブール値。

CREATE_VIEW

__TYPE=14(XlaConstants.CREATE_VIEW)が指定されているメッセージは、マテリアライズド・ビューが作成されていることを示します。表8.9に、CREATE_VIEW操作に対して生成されるMapMessageに含まれている名前/値ペアを示します。

表8.9 更新メッセージで提供されるビュー・データの作成
名前
OWNER 
作成されたビューの所有者の文字列値。
NAME 
作成されたビューの名前の文字列値。

DROP_VIEW

__TYPE=15(XlaConstants.DROP_VIEW)が指定されているメッセージは、マテリアライズド・ビューが削除されていることを示します。表8.10に、DROP_VIEW操作に対して生成されるMapMessageに含まれている名前/値ペアを示します。

表8.10 更新メッセージで提供されるビュー・データの削除
名前
OWNER 
削除されたビューの所有者の文字列値。
NAME 
削除されたビューの名前の文字列値。

CREATE_SEQ

__TYPE=16(XlaConstants.CREATE_SEQ)が指定されているメッセージは、SEQUENCEが作成されていることを示します。表8.11に、CREATE_SEQ操作に対して生成されるMapMessageに含まれている名前/値ペアを示します。

表8.11 更新メッセージで提供される順序データの作成
名前
OWNER 
作成された順序の所有者の文字列値。
NAME 
作成された順序の名前の文字列値。
CYCLE 
CYCLEオプションが新規の順序に指定されているかどうかを示すブール値。
INCREMENT 
INCREMENT BYオプションが新規の順序に指定されていることを示すLong値。
MIN_VALUE 
MINVALUEオプションが新規の順序に指定されていることを示すLong値。
MAX_VALUE 
MAXVALUEオプションが新規の順序に指定されていることを示すLong値。

DROP_SEQ

__TYPE=17(XlaConstants.DROP_SEQ)が指定されているメッセージは、順序が削除されていることを示します。表8.12に、DROP_SEQ操作に対して生成されるMapMessageに含まれている名前/値ペアを示します。

表8.12 更新メッセージで提供される順序データの削除
名前
OWNER 
削除された表の所有者の文字列値。
NAME 
削除された表の名前の文字列値。

TRUNCATE

__TYPE=18(XlaConstants.TRUNCATE)が指定されているメッセージは、表が切り捨てられていることを示します。表内のすべての行が削除されています。表8.13に、TRUNCATE操作に対して生成されるMapMessageに含まれている名前/値ペアを示します。

表8.13 更新メッセージで提供されるデータの切捨て
名前
OWNER 
切り捨てられた表の所有者の文字列値。
NAME 
切り捨てられた表の名前の文字列値。